BP

基礎情報

BP(NYSE: BP)は1908年創業の国際石油資本。他の石油メジャーと同様、原油価格に業績が大きく左右されるのが特徴です。

銘柄分析

2010年のメキシコ湾岸原油流出事故以来、業績と株価は低迷を続けました。多額の賠償金に加え、原油相場の下落の煽りを受け、財務状況は悪化しています。直近では最悪の時期を抜けつつあり、株主還元を軽視しない経営方針が評価できます。

業績の推移

業績の推移は、厳しい状況を如実に表しています。売上、営業利益、純利益ともに下降傾向にあります。営業利益率も2007年の11.2%から低迷を続け、2016年までに3度もマイナスに転落しています。

BPSとEPSの推移

1株あたり純資産(BPS)、1株あたり利益(EPS)も業績の推移と同様に下降傾向です。

配当と配当性向の推移

配当の推移からは積極的な株主還元を試みている姿勢が見て取れます。2010年以降の1株あたり配当金(DPS)は減配がありません。過去5年の平均増配率は4.93%、過去10年の平均増配率は-0.58%です。

業績の低迷が著しいため、配当性向が大幅に上昇しています。増配余力を維持するためにもEPSの改善は急務といえます。

自社株買いと総還元性向の推移

自社株買いの数値を取得することができませんでした。後日更新します。

キャッシュフローの推移

業績の推移と同様に営業CFも低迷しています。油田開発に充てる投資CFを節減することができないため、フリーCFが大きく減少しています。フリーCFがマイナスの時期が続いており、営業CFがこのまま下落を続けると、株主還元は極めて厳しい状況に直面するでしょう。

収益性と財務健全性の推移

原油価格の下落によって収益性が急速に悪化しています。一方、厳しい市況にもかかわらず、自己資本比率を維持しています。

株価と投資指標の推移

高い配当水準が現在の株価を下支えしています。営業CFの低下が止まらなければ配当水準を維持することも困難となり、株価の下落も避けられないと思われます。

投資方針

2010年のメキシコ湾岸原油流出事故以来、株価は回復してきています。しかし、原油価格の下落の煽りで業績は回復の兆しを見せていません。配当水準を維持していますが、業績が上向かない限り維持することは相当困難と思われます。株価の下落局面で追加投資を検討しますが、現時点で買い増しの予定はありません。

投資実績

過去の投資実績や配当履歴を掲載しています。取引ごとの投資判断については個別記事でご紹介しています。

配当履歴

日付配当金YOC株数投資額
2017年12月22日3,3701.12%71299,930
2018年3月30日6,3961.09%135588,417
2018年6月25日6,3991.09%135588,417
2018年9月25日6,5721.12%135588,417

取引履歴

日付取引取得単価株数投資額
2014年12月25日買付4,424.1030132,723
2017年9月19日買付4,140.9540165,638
2017年10月2日買付4,332.0031134,292
2017年11月13日買付4,581.2934155,764
合計-4,358.64135588,417

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