基礎情報
ペトロチャイナ(HKG: 0857)は1999年創業の中国の石油会社。国営企業である中国石油天然気集団公司の現業部門を引き継いだ民間企業。
銘柄分析
2016年に業績が悪化したものの、2018年には売上は以前の水準に戻っています。また、営業CFは比較的安定した水準を保っています。一方、株価は下落を続けており、2019年11月にはリーマンショック時の水準を下回りました。本業で稼ぐ力は衰えていないことから、配当が順調に回復し始めれば株安も解消されると見ています。
収益構造はシノペック(HKG: 0386)が精製・販売に比重を置いるのに対し、ペトロチャイナは川上部門に比重を置いています。原油価格によって業績に差が出るかと思いましたが、シノペックとよく似た業績トレンドを描いています。配当はシノペックが増配基調にあるのに対し、ペトロチャイナは減配が続きました。株価が右肩上がりのシノペックと右肩下がりのペトロチャイナの差は配当の影響があるのかもしれません。
業績の推移
BPSとEPSの推移
配当と配当性向の推移
自社株買いと総還元性向の推移
キャッシュフローの推移
収益性と財務健全性の推移
株価と投資指標の推移
投資方針
2019年11月時点の株価は、業績と比較して過小評価されていると感じます。ただ、中国の国策として多額の投資が求められ続けられる立ち位置にあります。株主重視ではなく、中国政府の影響を強く受ける銘柄です。慎重に投資判断をしたいと思います。
投資判断
日付 | 格付 | コメント |
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投資実績
過去の投資実績や配当履歴を掲載しています。取引ごとの投資判断については個別記事でご紹介しています。
配当履歴
日付 | 配当金 | YOC | 株数 | 投資額 |
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取引履歴
日付 | 取引 | 取得単価 | 株数 | 投資額 |
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2019年11月18日 | 買付 | 5,213,90 | 10 | 52,139 |
2020年3月9日 | 売付 | 3,520.40 | -10 | -35,204 |
- | - | - | 0 | -16,935 |
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