IBM

基礎情報

インターナショナルビジネスマシーンズ(NYSE: IBM)は1911年創業の老舗ハイテク企業。コンピュータ関連技術によってより効果的・効率的なビジネス機会を提供することを目指しています。

銘柄分析

ビジネスモデルの転換期にあることから業績は下降傾向にあります。一方、営業キャッシュフローは極めて安定しており、配当や自社株買いを通じた積極的な株主還元が同社の魅力です。今後の業績動向は成長戦略に据えている新事業がどれほどの成果を生むかにかかっていると言えるでしょう。

業績の推移

業績の推移は、厳しい状況を如実に表しています。売上、営業利益、純利益ともに下降傾向にあります。営業利益率も2013年の20.6%をピークに、2016年には16.4%まで低下しています。

BPSとEPSの推移

1株あたり純資産(BPS)、1株あたり利益(EPS)も業績の推移と同様に下降傾向です。

配当と配当性向の推移

配当の推移からは積極的な株主還元を試みている姿勢が見て取れます。1株あたり配当金(DPS)は連続増配を続けており、過去5年の平均増配率は13.62%、過去10年の平均増配率は15.53%と高水準にあります。

低迷するEPSの改善は急務であるものの、配当性向は未だ50%以下の水準を保っています。増配余力の心配をする水準ではなく、余程のことがない限り減配はないと考えています。

自社株買いと総還元性向の推移

総還元性向は配当性向に自社株買いに要した支出分を加算したものです。配当金の支払いによって株主還元を実施している一方、余剰資金があれば積極的に自社株買いも行う傾向があります。

キャッシュフローの推移

業績の推移と同様に営業CFも低迷しています。営業CFのほとんどがフリーCFとなっており、キャッシュフローの観点から見ても株主還元余力は大きいと考えられます。

収益性と財務健全性の推移

借入金を元手に株主還元を実施していることが以下の指標に表れています。IBMに関してはROEや自己資本比率は投資判断の参考にならないと言えるでしょう。

株価と投資指標の推移

長期的に見れば株価は右肩上がりで留まるところを知らず、株価収益率(PER)も10%前後で比較的安定しています。

投資方針

短期的な減配リスクは想定されず、低迷する業績が底を打つ期待感もあります。業績の回復のカギを握るのはワトソンかもしれません。法人営業の強みとAI分野への期待から、ポートフォリオのバランスを見ながら少しずつ買い増しを継続します。

投資判断

日付格付コメント
2017年12月24日買い(BUY)1株あたり1.5ドルの配当となり、増配基調は維持
017年12月28日買い(BUY)ビジネスモデルの転換期で短期的に業績が下降傾向に
2018年3月20日買い(BUY)増配率は低迷、株主還元を継続できるか

投資実績

過去の投資実績や配当履歴を掲載しています。取引ごとの投資判断については個別記事でご紹介しています。

配当履歴

日付配当金YOC株数投資額
2017年9月12日1,0830.64%10169,902
2017年12月13日2,0500.64%19318,834
2018年3月13日4,4160.63%41702,913
2018年6月12日4,6400.66%41702,913
2018年9月12日4,6400.66%41702,913

取引履歴

日付取引取得単価株数投資額
2017年6月2日買付16,990.2010169,902
2017年10月2日買付16,548.009148,932
2017年11月13日買付17,051.789153,466
2017年12月5日買付17,739.4613230,613
合計-17,144.2241702,913

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