ターゲット

基礎情報

ターゲット(NYSE: TGT)は1902年創業のアメリカの小売業者。

銘柄分析

アマゾンの驚異にさらされており、市場は悲観的なムードに包まれています。しかし、アメリカの貧弱な物流網を考慮すれば、店舗型のスーパーマーケットが簡単に優位性を失うとも考えにくいところです。たしかに、アマゾンが買収したホールフーズは現地でも評判がよく、高所得者層に支持されています。しかし、ターゲットとホールフーズでは客層が異なり、立地もかなり異なる印象を受けます。

業績の推移

業績の推移は小売業らしく安定しています。売上、営業利益、純利益ともにほぼ横ばいです。営業利益率も6%から8%のレンジで比較的安定しています。

BPSとEPSの推移

1株あたり純資産(BPS)と1株あたり利益(EPS)も横ばいです。

配当と配当性向の推移

配当の推移からは積極的な株主還元を試みている姿勢が見て取れます。1株あたり配当金(DPS)は連続増配を続けており、過去5年の平均増配率は15.14%、過去10年の平均増配率は18.08%と高水準にあります。

今でこそ高配当銘柄として名高いターゲットですが、2007年の配当利回りは1%以下でした。DPSは4倍の成長を遂げています。配当性向も無理のない範囲です。

自社株買いと総還元性向の推移

総還元性向は配当性向に自社株買いに要した支出分を加算したものです。配当金の支払いによって株主還元を実施している一方、それ以上に積極的な自社株買いが印象的です。

キャッシュフローの推移

業績の推移と同様に、営業CFも比較的安定した水準を維持しています。営業CFに対して三分の一程度が投資CFです。営業CFMは営業利益率と同様に6%~9%で安定しています。今後も安定した配当金の支払いが期待できるでしょう。

収益性と財務健全性の推移

株主資本利益率(ROE)は20%前後で安定しています。薄利多売の小売業において、この水準を維持していることは評価できます。また、自己資本比率は30%前後の水準を維持しており、財務面にも安定した経営方針が表れています。

株価と投資指標の推移

長期的に見れば株価は右肩上がりの傾向が続いています。株価収益率(PER)は10~15%であれば割安で、20~30%であれば割高と判断できそうです。

投資方針

当面はターゲットがアマゾンに駆逐されるリスクは低いと考えます。その間にアマゾンと競合しても勝てるだけのビジネスモデルを確立することができるか。ターゲットが長期的に優位性を保つには今が大切な時期です。こうした状況を踏まえ、短期的な買い増しは控えることとします。ビジネスモデルに将来性の兆しが見えた段階で追加投資を再検討したいと思います。

投資実績

過去の投資実績や配当履歴を掲載しています。取引ごとの投資判断については個別記事でご紹介しています。

配当履歴

日付配当金YOC株数投資額
2017年12月13日2,0070.72%43277,132
2018年3月13日1,9160.69%43277,132
2018年6月12日1,9230.69%43277,132
2018年9月13日1,9810.71%43277,132

取引履歴

日付取引取得単価株数投資額
2017年3月14日買付6,265.5020125,310
2017年10月14日買付6,600.9623151,822
合計-6,444.9343277,132

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