タイタップウォーターサプライ

基礎情報

タイタップウォーターサプライ(SET: TTW)は2000年創業のタイの上下水道業者。給水・汚水処理事業を運営・管理しています。

銘柄分析

タイの経済成長とともに水道利用料金の値上げが続くと考えられます。当社は大規模投資をせず、フリーキャッシュフローの多くを株主還元しています。三井物産が一部出資しています。

業績の推移

業績の推移は緩やかな成長曲線を描いています。売上、営業利益、純利益ともに緩やかな上昇基調です。特筆すべきは60%を超える営業利益率です。

BPSとEPSの推移

1株あたり純資産(BPS)は横ばいで、1株あたり利益(EPS)は緩やかな上昇基調です。資産を増やさず、物価上昇に合わせて料金収入を増加させていくビジネスモデルが数字に表れています。

配当と配当性向の推移

利益のほとんどを株主配当しています。EPSが上昇すれば配当金も必然的に伸びる配当政策です。

自社株買いと総還元性向の推移

総還元性向は配当性向に自社株買いに要した支出分を加算したものです。自社株買いはせず、シンプルに配当金によって株主還元を試みています。

キャッシュフローの推移

業績の推移と同様に、営業CFも安定した水準を維持しています。営業CFに対して投資CFをほとんど要しないビジネスモデルです。営業CFMは営業利益率と同様に60%以上の高い水準を維持しています。投資CFは同業買収に時折使われる程度で、今後も料金収入の増加とともに安定した増配が期待できるはずです。

収益性と財務健全性の推移

株主資本利益率(ROE)は20%から25%で安定しています。自己資本比率も50%前後の水準を維持しており、レバレッジを抑えた経営と言えます。借り入れを抑えた上で事業を拡大する、無理のない経営戦略が見て取れます。

株価と投資指標の推移

長期的に見れば株価は右肩上がりで留まるところを知りません。配当利回りは下降傾向にありますが、依然として高い水準で推移しています。

投資方針

タイの経済成長とともに水道利用料金の値上げが続くと考えられます。当社は大規模投資をせず、フリーキャッシュフローの多くを株主還元しています。将来の業績はタイの成長とともに右肩上がりとなり、水道料金の値上げができない水準に達したときが業績・株価のピークとなることでしょう。したがって、初期段階にまとまった金額を投資しておけば、余程のことがない限り数十年後のYOCは極めて高いものとなるはずです。多額の投資は控えますが、市場全体の下落に影響されて株価が下落する局面では買い増しを検討します。

投資判断

日付格付コメント
2018年5月13日中立(HOLD)フリーキャッシュフローの多くを株主還元する優良企業

投資実績

過去の投資実績や配当履歴を掲載しています。取引ごとの投資判断については個別記事でご紹介しています。

配当履歴

日付配当金YOC株数投資額
2012年9月4日8672.50%2,00034,713
2013年4月11日2,6113.69%3,50070,842
2013年9月11日2,1323.01%3,50070,842
2014年4月3日2,6643.76%3,50070,842
2014年9月26日2,4693.49%3,50070,842
2015年4月28日3,1474.44%3,50070,842
2015年9月25日2,4633.48%3,50070,842
2016年5月12日2,2043.11%3,50070,842
2016年9月26日2,1543.04%3,50070,842
2017年5月16日2,3993.39%3,50070,842
2017年9月26日2,4823.50%3,50070,842
2018年5月16日3,5922.82%5,000127,498
2018年9月25日3,6272.84%5,000127,498

取引履歴

日付取引取得単価株数投資額
2012年6月20日買付17.362,00034,713
2012年12月11日買付24.091,50036,129
2017年10月5日買付37.771,50056,656
合計-25.505,000127,498

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