インタッチホールディングス

基礎情報

インタッチホールディングス(SET: INTUCH)は1983年創業のタイの通信事業会社。タイの携帯電話通信最大手アドバンスドインフォサービス(AIS)の大株主です。

銘柄分析

タイの大手通信事業者の持株会社。業績は子会社の動向に左右され、利益のほとんどを株主還元しています。

業績の推移

業績の推移は子会社の動向に左右されています。営業利益率は10%前後です。

BPSとEPSの推移

1株あたり純資産(BPS)は増加傾向にあり、1株あたり利益(EPS)はほぼ横ばいです。

配当と配当性向の推移

配当は業績と連動しており、AISの業績が傾いた影響が表れています。配当性向はほぼ100%に近い水準で推移しており、利益のほとんどを株主還元している様子が見て取れます。

自社株買いと総還元性向の推移

総還元性向は配当性向に自社株買いに要した支出分を加算したものです。インタッチホールディングスの株主還元政策は配当のみです。

キャッシュフローの推移

業績の推移と同様に、営業CFも子会社の動向と連動しています。持株会社らしく投資を必要とせず、営業CFのほぼ全てがフリーCFとなっています。そのため営業CFMは極めて高い水準にあります。

収益性と財務健全性の推移

株主資本利益率(ROE)は60%前後で安定していましたが、直近では40%まで下降しています。子会社からの配当金を株主へ横流しする利益構造であり、大きな損失や投資が起こりえないビジネスモデルです。

株価と投資指標の推移

長期的に見れば株価は右肩上がりで留まるところを知りません。

投資方針

アドバンスドインフォサービス(AIS)以外の子会社の業績は先行きが暗いため、AISの業績がそのまま当社の業績に響くこととなります。AISは長期的には料金の値上げ余地は極めて大きく、タイの経済成長とともに業績が伸びていくことが想定されます。しかし、短期的には価格競争や投資フェーズにあることなどから安定した株価の成長は見込めません。他の子会社の業績が悪いため、当社ではなくAISへ直接投資することも検討していきたいと考えています。

投資判断

日付格付コメント
2018年5月14日中立(HOLD)AISが価格競争のトンネルを抜けるのを待ちたい

投資実績

過去の投資実績や配当履歴を掲載しています。取引ごとの投資判断については個別記事でご紹介しています。

配当履歴

日付配当金YOC株数投資額
2018年5月14日3,5021.76%1,000199,024
2018年9月12日3,2001.61%1,000199,024

取引履歴

日付取引取得単価株数投資額
2017年11月3日買付201.03600120,616
2017年11月14日買付196.0240078,408
合計-199.021,000199,024

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