2018-01-16

上場投資信託(ETF)で苦手分野を補うこと

別の記事でも書きましたが、私は投資信託を投資対象としていません。投資を推奨しないという意味ではなく、私の趣向に合わないことが大きな理由です。

ただ、一部の上場投資信託(ETF)については関心を持っています。まだ一度もETFを購入したことはありませんが、たとえば「iシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)」には関心があります。

苦手分野克服のためにETFを使うこと

安定・高配当で有名なPFFは個人投資家に人気があるETFです。勉強させていただいている著名米国株投資家の方々が概要を紹介されているので、詳細はそちらをご覧ください。

私がPFFに関心を持っている理由は、高配当もさることながら金融銘柄の構成比率が大きいためです。私は銀行・不動産株を苦手としています。正直なところ、ビジネスとしての将来性が直感的につかめないのです。業績予想や財務分析も難しいセクターという印象も持っています。

指標の定量分析とビジネスモデルの定性分析を元に投資判断をする私にとって、どちらの分析もしにくいのが銀行・不動産株というわけです。

だからこそ、私の苦手分野を補完し、高い配当を安定供給し続けてくれるPFFは魅力的です。個人投資家の手が届かない優先株を組み込み、毎月5%の配当金を支払うファンドはやはり魅力ありますからね。

鶴賀屋文四郎のETFの見方

別の記事の通り、基本的に投資信託を投資対象としていません。しかし、一部のETFに関してはポートフォリオの片隅に置いておきたい魅力を感じています。総論ネガティブ、各論ポジティブといったところですね。

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