2019-11-04

ベトナムに投資する理由

ベトナムの乳製品製造会社であるビナミルク(HSX: VNM)へ投資しました。「数多あるベトナム企業の中からなぜビナミルクを選んだか」についてはビナミルクの銘柄ページをご覧頂きたいと思いますが、なぜベトナムなのでしょうか。

SBI証券がベトナム株の取り扱いを開始したのが2011年です。私がベトナム株へはじめて投資したのは、その前年のことでした。当時、岩井証券が募集していた投資信託「ベトナム・カンボジア・ラオス3国成長株ファンド」へ、3万円を投じたのが最初です。ビギナーズラックに助けられることもなく、2013年にファンドの解散とともに私は損切をすることとなりました。奇しくも、この経験が投資信託ではなく、個別銘柄へ投資する今のスタイルの礎となりました。

話を戻します。私は学生時代に東南アジアを旅したり、サラリーマンとしても東南アジアに携わったことがあります。その中で一つの結論にたどり着きました。ベトナム人の国民性は東南アジア諸国の中でも際立って勤勉。マレーシアやインドネシアに広く分布するマレー系、カンボジアのクメール系、ビルマ系、タイ・ラオス系など、一通り触れ合った経験則です。

きっちり仕事をする。時間を守る。合理的である。そういった数字には表れない価値観が国民性を作り、投資家の自信を作り上げるのだと思います。

21世紀がアジアの世紀、東南アジアの世紀となることに疑いはありません。私にはベトナムが最も成長余地を残し、現実的な投資先に見えています。

ビナミルクの他には時価総額第一位のビングループ(HSX: VIC)など、短期間で大きく成長を遂げる企業が登場しています。私は業績の安定性からビナミルクへ投資しましたが、他の企業にも目を配っておきたいと思います。

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